一番暗いところにたどり着いたと思ってた.でもその先に…もっと暗い闇が見えたんだ

2006/09/30

上洛前夜のセンチメンタリズム

鈴虫の鳴き声が聴こえる.
私が一歩も踏み出せないことに同情して,泣いてくれているのだろうか?

本日も一人で新宿へ.無目的に散策.
街は人で溢れ,ネオンの輝きに空には星一つ見えやしない.
誰も日が暮れたことも,空の様子も,私の心模様も気づいちゃいない.
大都会東京の一番の歓楽街で孤独に耐えかねて崩れ落ちそうだった.

どうも初秋は心が脆くてなりませぬ.

明日,イベントに参加するべく母校に上洛する.
私には求められる役割があるから大学に呼ばれているのだ.
だから,めいいっぱい自分自身の虚像を演じなければならない.

あの日あのトキ誓った願いに,震え続けた心.止まったままの時間.
まだなにもはじまっちゃいないし,まだなんとか間に合うだろうか?
もう一度初心を思い出すために明日は学生さんに夢を全力で語りたいと思ふ.