一番暗いところにたどり着いたと思ってた.でもその先に…もっと暗い闇が見えたんだ

2006/12/10

年の瀬に一年を振り返る

平坦で変わり映えのしない日々を刻んでいたので,年末を意識する機会がなかったのだけれども,感じる風の冷たさに,ふと街並みを落ち着いて眺めて,ずいぶん遅れて冬がやってきたことを実感.本年も残りわずかである.

にしても,本当にろくでもない一年であったと確信をもって言える.歳を取る毎に悪化してはいないか? 涙が溢れてきそうだ.泣いたってなにも現実は変わらないし,目が腫れるだけなので我慢するけれども.

以前よりずっと投げやりで,どんどん堕落している.昔みたいに込み上げてくる熱い感情があるわけでもなく,幻想を描いて現実逃避するわけでもなく,自虐的に自己を追い詰めるわけでもなく,過度な期待をせず適当に過ごしている.
たまに美味しいものを食べて,週末はコンパやパーティに飽きもせず参加して,たまに部屋で愛のない戯れを楽しんで,目的意識もなく仕事をこなす.
自分はどうしてこんなに空っぽな人間なんだろうと憂う.

以前は自分が駄目な人間だと認識しても“こんなはずじゃない”“このままでは駄目だ”と危機感を常に感じていた.なのにいまは諦めにもにたスタンスでいる.

どれだけ自分にウンザリすれば,自己否定をすることができるのでだろう?
変わるってどうすれば変われるんだろう?
いったい何に対して頑張れば良いのだろう?
だれか教えてくれ! 救ってくれ!

携帯のアドレスがこの2ヶ月弱に30件少々増えた.半分以上は顔も覚えちゃいない.

使い捨ての出会いに乾杯.